①補修・改修工事の費用についての考え方
防水工事には①仮設工事・・・材料をクレーンで屋上まで運ぶ費用や足場の費用②下地処理工事・・・劣化した既存の防水層やモルタルを新規に防水工事が出来る状態に処理する費用③防水施工・・・防水施工に関わる費用④経費・・・現場管理費用やガソリン代等大きく4つに分かれます。
①の仮設工事は建物の立地状況・建物の形状によって費用は変動します。又②の下地処理工事も既存の防水層のいたみ具合によって変動しますので現場ごとに異なってきます。
③防水施工についても面積によって 変動しますのでやはり正確な価格算出には現地確認が必ず必要という事になります。見積の作成はどこに依頼されても通常無料ですので、すぐ工事を予定していなくてもいくらぐらいかかるか把握しておいた方が良いでしょう。
雨漏りドクターの加盟店は九州、沖縄地区に37社ありますので、すばやくご対応出来ます。お気軽にご依頼下さい。→見積依頼の連絡先はトップページへ
②防水工法別の費用の目安
全体金額については、物件ごとに異なることを前述しました。ここでは面積以外の現場状況に左右されない防水施工部分のみの目安価格を掲示します。(300㎡を目安とします。)
防水工法例 | 目安の金額 | 施工適用箇所 |
アスファルト防水常温工法1層仕様 | 8,300円/㎡ | 露出防水の屋上 |
塩化ビニル系シート防水絶縁工法 | 8,900円/㎡ | 押えコン仕上げ防水の屋上 |
ウレタン塗膜防水複合工法 | 10,300円/㎡ | ルーフテラス |
ウレタン塗膜防水密着工法 | 6,200円/㎡ | バルコニー |
※露出防水の屋上とは、屋上に施工した防水層が手で触れる状態であること。
※押えコン仕上げ防水の屋上とは、屋上に施工した防水の上にコンクリートがのせられている状態であること。